酪農メガファームにおける搾乳方法について－十勝管内の事例

摘要

近年酪農場において規模拡大が進み、特に年間生乳生産量3000t以上の酪農場はメガファームといわれている。 多くのメガファームは3回搾乳を導入し、パーラ稼働率を高めてコストを引き下げ、また乳量増加に成功している。 こうした反面、搾乳作業の長時間化と搾乳作業専門の従業員が一貫した搾乳を行うことの難しさが課題となっている。 そこで本研究では、十勝管内におけるメガファームの搾乳方法について調査を行い、メガファームにより適した搾乳方法とはどのようなものかを検討した。