厳しい経済状況下の中、自然の恵みと郷土愛で励む －岐阜県下呂市－

摘要

平成16年3月1日、日本のほぼど真ん中の岐阜県益田郡4町（萩原町、小坂町、下呂町、金山町）1村（馬瀬村）が合併して、下呂市が誕生しました。　下呂市の面積は851km2、林野率約91％で、最高標高点は長野県境御嶽山の3，054m最低標高点220mという大変起伏に富んだ広大な管内を有し、その中央を鮎釣り、渓流釣りファン憧れの木曽川水系飛騨川と馬瀬川が北から南へ流下、それに添うように国道41号、JR東海高山本線がはしり、沿線に広がる平場と大小多数の支流により形成された扇状地に、市民的38，000人の住居地、商工、観光業地と、約1，300haの農地が、周囲の飛騨山地に抱かれています。