カバークロップを取り入れたエコ、ファーミングの展開と農作業研究

摘要

去る3月30日，愛媛大学農学部での日本農作業学会研究集会において表記のテーマセッション（会員提案型）が開催された．日本農作業学会では，「カバークロツプの利用と農作業」（1999年3月，生研機構），「カバークロツプをどう生かす－持続的農業のための農作業からのアプローチ」（2002年3月，千葉大学），および「カバークロツプ国際農作業セミナー」（2002年8月，茨城大学）などのテーマセッション、セミナ1一を実施してきた．これらのセミ：トーなどを通じて，カバークロツプを利用した耕地生態系管理について，野菜生産，畑作生産，水稲作，果樹作における取り組みや，地域性を考慮した作目別の検討に加え，アレロパシー作用や土壌生物措性化などの視点からも積極的な意見交換を行ってきた．．