第5回地球環境研究フォーラム「乾燥地域における適正な資源管理－塩類集積および沙漢化防止のために－」開催

摘要

第5回地球環境研究フォーラムが平成10年2月7日，近畿大学農学部において開催された。 　 本研究フォーラムは，本学会（農業土木学会地球環境研究委員会，活動グループ代表筒井曙近畿大学教授）が環境事業団地球環境基金の助成を受けて，平成9年度に行った活動の報告会で，今回で5回目を迎えた。 環境事業団地球環境基金の目的は，環境に重大な問題を抱えている開発途上国や地域において，住民に対して直接貢献できる技術や知識をNGOを通して直接かつ具体的に啓蒙普及していくことにある。 これまでに，アラル海流域の沙漠化問題からパキスタンのパンジャブ地域，エジプトのナイルデルタの塩類化問題等について地域を広げて活動を行ってきている。今回のテーマは「乾燥地域における適正な資源管壇一塩類集積および沙漠化防止のために－」であった。