カスケード式和田島頭首工の事例

摘要

近年，自然環境保全への国民的意識の高まりや公共事業への問題意識を背景に，土地改良施設においても公益的かつ多面的な機能が求められている。 このような時代背景の中で，河川生物，親水，河川管理の3点を考慮した新しいタイプの頭首工（カスケード式）を通し，今後の改修の在り方に一石を投じようとするものである。