圃場モニタリングのための超分散モニタリングシステムの可能性

摘要

農林水産省では平成9年廉から「増殖情報ベースによる生産支援システム開発のための基盤研究」（略称：増殖ペース）というIT研究プロジェクトが実施されている。 また,その成果や新しいコンセプトは，農水省が今年4月に策定した「21世紀における農林水産分野のIT戦略」に反映されている。国立研究機関は平成13年4月より独立行政法人となったが’その際，機構再編が実施されて農業研究センター，地域農業試験場などが農業技術研究機構となった。 ITの加速度的進歩に対応し，研究拠点となる農業情報研究部が発足するとともに亡，同時に「増殖ペース」プロジェクトは「データベース、モデル協調システムの開発」（略称、協調システム）という新プロジェクトに拡充されて再スタートした。 新テ一マがいくつか追加され　 今回，紹介する超分散モニタリングシステムはその一つである。