最新のチリのブルーベリー生産事情

摘要

チリは現在、アメリカに次いで世界第2位のブルーベリ生産国であり、日本にとつては第1位の生果輸入国(2011年、約860t)である。そこでA「回は、チリのブルーベリー生産事情——発展の経緯、気候条件、生産地域と栽培上の特徴、品種などIについて紹介する。記事は、先に(本誌2012年9月号)述ベた「国際ブルーベリー協会」の会議における発表資料『Chilean BLUEWERRYcommittee 2012』を骨子にし、同国の研究者による報告(M.P.Bannados 2006, 2009;wannados and 2006)を引用してまとめている。