園芸学会平成18年度シンポジウム

摘要

バラ科果樹は、落葉性のリンゴ、ナシ、モモスモモウメオウトウなどの核果類から常緑性のビワまで多岐にわたっており、栽培面積や生産量においてもわが国の果樹の中でも重要な位置を占めている。 〗辍⒂拙陂gが長く世代促進が容易でない果樹においても、遺伝子の発現や機能解析、DNAマーカーの開発、連鎖地図の作成などのゲノム研究が飛躍的に進展しっつあり、これらの研究成果の利用が期待される。 しかし、これらの研究はこれまで個々の果樹や品種について庵されているのが現状であり、今後、一果樹のゲノム研究を進展させ利用するうえでも、他品種への研究成果の応用や果樹の種類を越えた利用が考えられる。