酪農家訪問5戸共同でロボット搾乳主体の大規模経営を展開

摘要

2014年に北海道江別市とその 近郊の農家5戸（酪農家4戸、 乳牛育成農家1戸）が共同で設 立した㈱Ka—lm角山（百瀬誠 記代表取締役）は、15年に搾乳 ロボット8台を備えた480床の フリース卜ール牛舎、100頭規 模の喃育舎、電力量150kWhの バイオガスプラン卜などを新設 して経営を開始。ロボッ卜搾乳 を主体とした大規模経営の先駆 けとして注目を集めている。現 在、経産牛520頭と育成牛240頭 (うち160頭は育成牧場に預託） を飼養しており、16年は年間出 荷乳量4,2001を見込む。そん なKa I m角山の設立経緯、搾 乳ロボッ卜を選んだ理由、現在 の経営概要や今後の展望などに ついて専務取締役の川口谷仁さ ん(44)に聞いた。