紅まどんなの栽培管理 - 2月

摘要

樹を健全に保っためには細根が多くあること が条件です。そのためには、細根が発生しやす い土壌に改善することが大切です。まだ土作り を行っていない園地は、今月中に行うようにし ます。近年のかんきつ園の土壌は酸性化が進んでいます。かんきつ園土壌の好適pHは5.5-6.3ですので、酸性化している場合は石灰質資 材を施用して土壌pHの改善を行います。また、 固く締まつた土壌では細根の発生が少なくなり ます。したがって、堆肥やピー卜モス等の有機 物を施用して春に細根が多く出るような土壌環 境作りを行います。根の活動が緩慢で春肥の施 用前であるこの時期が適期です。