明日を担う吉年たち④: 熊本県立農業大学校の後継者育成の取り組み

摘要

熊本県立農業大学校は、熊本県の農業後継者育成や農業技術員養成の機関として、それまで熊本県内各地にあった農業、果樹、畜産などの「講習所」や「高等営農学園」を、現在地の合志市（旧菊池都合志町）に集め、昭和五三年四月に県立農業大学校として開校され、平成一九年は開校三〇周年となります。 本校は、農業改良助長法に基づく「農業者研修教育施設」であるとともに、本校の卒業生は、人事院規則に基づく「短大二年に準ずる扱い」を受ける大学校（新農大）であり、平成一八年に学校教育法で言う「専修学校」の資格も取得しました。