上川管内一公共牧場における乳用牛のコクシジウム症対策

摘要

放牧牛のコクシジウム症は、発症すれば治療に費用や男力を要するととむこ、発育不良や死亡等、生産性の低下を招くため、治療薬の適期投与による発症防止が重要となる疾病である。 上川管内の一公共牧場での乳，用午における平成9年度から上4年度の本症の対策と結果を検討した。 　 当該牧場ほA市所有て昭和61年度に放牧を開始した。 管理は民間に委託し専任の牧夫3-4名体制でA市と近隣3町の農場が利用しているし」放牧頭数は平成6年度の624頭をど一クに減少傾向で、14年度の入牧頭数はホルスタイン種207頭、黒毛和種40頭の計247頭だった。