TopotecanとPaclitaxel併用療法における投与法変更による小細胞肺癌二次化学療法：第II相試験

摘要

topotecanとpaclitaxelの毎週投与による前治療歴のある小細胞肺癌（SCLC）患者における奏効率と有害反応と生存期間について調べた報告で奉る。topotecan1.75mg/m~2とpaclitaxel70mg/m~2とを週1回（day1）に投与し，これを3週間投与するのを1サイクルとした。 これを28日ごとに繰り返し（1サイクル当たり3静脈内注入）最小限3サイクル投与とした。 その結果は次のようになった。 合計45名の患者が登録され，このうち41名が奏効率と有害反応を調べるのに適格であった。 投与サイクル中央値は2（1～6の範囲）であった。