木曜日特別講義、改作

摘要

さあ、じやあ、改作について講義するぜ。 今日はいろんなパターンの講義を見てもらうけど、まずはひとつの例をじっくり見てもらおうか。 まず一本、赤於の改作を紹介するぜ。 この懸崖樹形の赤栓を文人木に改作しょう。どうだい、突拍子もない発想に思えるかい？ 改作は発想が重要だぜ。 まずは正面の検討だな。 改作のように大きく樹に手を加える作業は、どうしても樹にとって負担になることが多い。 実際に作業に入る前に、しつかり構想を練ることが重要だぜ。 途中で何度も修正を加えていては、樹のダメージは蓄積するばかり。 下手すると枯れちゃうぜ。 あらゆる可能性を検討して、明確なイメージができてから作業に入るんだ。 いきあたりばったりの作業は厳禁だって肝に命じといてくれよ。