岡山県の輸出促進に向けた取り組み

摘要

近年，東アジア地域は著しい経済発展を遂げており，日本の高品質な農産物に人気が集まっています。そこで，当地域の富裕層をターゲットに，県産農産物の輸出を進め，国際評価をいち早く獲得して世界に通じる「岡山ブランド」を確立するため，岡山県では，昨年度に引き続き，タイ，台湾，香港の3カ所に県産果物等を販売PRする岡山屋を設置しました。 　 また，今後の有望な市場を調査するため，香港で開催された国際見本市への出展やロシアへのテスト輸出を実施するとともに，輸送による荷傷みの実態を把握するため，県農業試験場と連携し，タイへの輸送の機会を利用して輸送調査に取り組みました。