平成11年度農試北部支場試験研究成果の概要

摘要

北部支場では，「中北部の果樹振興に役立つ成果を上げたい」と研究員，技術員各2名が力を合わせて頑張っています。 昨年は新高ナシの煮えが県南部で発生して大きな問題になり，一方，中北部ではすいりが問題になりました。 夏の気温は大差ないはずなのに，微妙な気候風土の差が植物体の大きな差になって表れるのでず。 でずから，地域に適した品種，技術が重要になります。 そこで北部支場では，①地域に通ずる品種選定，晩生ナシ新品種育成，②モモ，ブドウ，ナシの作業性の良くなる新車技法開発を中心とした栽培技術改善，③モモ，ナシの障害対策，などの課題に取り組んでいます。