秋田中央道路悲願の東西交通渋滞の緩和ヘ向け

摘要

秋田市は人口約318，000人で、本県で人口が増加している数少ない市である。 同市一は県庁所在埠であるほか、各官庁やスポーツ施設、総合病院等が集積していることから、市内の交通量は年々増加している。 特に昭和50年代から市中心部と秋田駅東，地区を結ぶ幹線道路の必要性が高まり、種々の委員会等でも渋滞解消や市中心部の活性化が指摘されていたところである（図－1）。 現在、JR秋田駅東西問を結ぶ主要道路は、手形陸橋と明田地下道の2路線しかないため、市内を流れる旭川を横断する道路や各踏切の交通渋滞は慢性的で、通勤，通学時や積雪時での渋滞が深刻な状況である。