養豚に専念できる環境を手中に: 母豚450頭で複合ラクーンシステムを利用

摘要

ふん尿処理システムの寿命を長く利用するためには、使う頻度にもよるが、自噴の管理と、こまめなメンテナンスが不可欠である。 既存施設も上手に利用して処理を進める雪国牧場の取り組みを紹介する。 岩船都朝日村は新潟県の北東部に位置し、三方を山に囲まれた盆地で、村の中央を貫話すろ三面川、高根川によって形成されだ扇状地形の平野部に耕地が広がろ。冬季の寒冷積雪と夏季の高温多湿を特徴とする日本海性気候だが、自然資源にも恵まれた緑豊かな地域で、農林業を基幹産業として、いる農山村である。 この朝日村には(有)雪国牧場（石川順二社長）も含め、11戸ほどの養豚農場があるが、小規模養豚が主体である。