神奈川、管内養豚密集地域におけるオーエスキー病清浄化の取う組み

摘要

昭和56年2月、山形県でわが国初の発生を見たオーエスキー病（AD）は、神奈川県では昭和59年5月藤沢市での発生を皮切りに県内各地で発生が相次ぎ、甚大な一被害をもたらしました。 その後は平成4年の発生を最後に沈静化したかのように見えましたが、本年3月になって県内で約10年ぶりの発生が報告されるなど、依然としてウイルスの防除が果たせない状況にあります。 また、本病は他の慢性疾病と複合感染して生産性を低下させる要因ともなっており、早期清浄化が望まれている疾病の1つです。 今回は、管内の養豚密集地域におけつです。 今回は、管内の養豚密集地域におけるAD清浄化の進捗状況と防疫対策について帝介します。