香川光生の豚がよろこぶ管理のポイント: 第9回 豚舎の環境調節について考える（その3）

摘要

前回、前々回と豚を管理していく上で、温度だけで〝熱い″とか〝寒い″といった判断をして、豚に大きな生理負担を強いていることをお話しました。 しかし、温度だけでなく、湿度や風速といったことも考慮に入れて管理しなければなりません。 ただ、残念なことに今までの養豚管理の基準は欧米直輸入の知識で、温度を基準にしたものしかありませんでした。そのため、これからどういった基準に準じて管理するかを、今回と次回で、お話します。