牛群棲定データからみた乳牛の分娩間隔

摘要

乳用牛群検定（以下：牛群検定）は1974年に開始された。 半群検定の参加農家数は1981年には13，833戸であったが、1984年には17，537戸にまで増加した。 そして、1990年までは、毎年、ほぼ17，000戸以上が参加していた（図1）。 国内の農家数は、1980年までは10万戸を超えていたが、1990年には59，800戸にまで減少したので、検定農家比率は1980年の14．4％から1990年には29．2％に、逆に上昇した。 その後、検定農家数は減少して2005年に10，929戸となったが、この間にも農家数も大きく減少したことから、検定農家比率は上昇して、2005年の検定農家比率は42．5％と過去最高になった。