国際認証規格（SQF規格）を取得し、食肉の安全と品質を確保

摘要

わが国の食肉産業界の最大手企業、日本ハムグループで牛豚の解体処理部分肉加工部門を担っているのが日本フードパッカー3社。 日本フードパッカー㈱が5工場、日本フードパッカー四国㈱と日本フードパッカー鹿児島㈱が各1工場を有し、7工場合計の1日当たりのと畜能力は大動物（牛）200頭、小動物（豚）6800頭に達する。 　 いずれの工場も昨年10月までに、安全性を確保するHACCPと品質マネジメントシステムであるISO9001を組み合わせた国際認証規格（SQF2000規格）を取得し、食肉の安全と品質を確保しているのが大きな特徴といえる。7工場のうち、最も規模の大きい日本フードパッカー鹿児島㈱（鹿児島県大口市宮人519）の解体処理部分肉加工の状況をレポートする。