より安全な強制換羽をサポート！2種類の乳酸菌が腸管をまもる「ファインラクト」（換羽用）

摘要

小腸での乳酸菌は飼料の摂取とともに増殖し、一部は絨毛粘膜に被膜を作るように存在することによって絨毛をまもっていると考えられます。 また、大腸においては乳酸菌は旺盛に増殖すをことで有害菌の増殖を抑制しています。 しかし強制換羽時には飼料を給与しないため、栄養源がなくなった消化管内の乳酸菌は生きられなくなり、時間とともに消滅していきます。一方、有害菌は壊死脱落した粘膜などを餌にして生存し続けますので、この期間の腸内菌叢は最悪になります。 消化管の絨毛は乳酸菌による保護がなくなるうえに、有害菌の毒素にさらされることからかなり傷んでしまいます。もし、ここにサルモ、そフが存在すれば、高菌数でなくとも体内に侵入することは容易に推定できます。強制換羽すればサルモネラの保菌鶏を増加させることになるというのは、このような現象をさしていると考えらます。