真の勝負どこるに差しかかった国産畜産物--ブランド戦略や欠品対応も見直し必要？--

摘要

雪印食品事件に端を発して、食肉の不正表示次々と発覚している。 最初ほもっぱら牛肉についてだったが、ここにきて鶏肉や豚肉の産地詐称も明らかになった。 　 豚肉詐称については、実は自分自身が直接的な当事者になってしまった。 というのも、私が加入している生協の産直豚肉に、もう10年も前から、産地の加工処理段階で他の産地の商品が混入されていたことが判明したからだ。 味がいい血統が入った品種でnon－GMO。 セールスポイントも明解で、日頃愛用していたのに...当事者になってみると、無念さもひとしおだ。