家計消費の数量、金額とも減少が続く 鍋物などの季節需要の盛り上がりに期待

摘要

供給面では、10月以降それまで猛暑が一転して冷涼な気候となり、日増しに秋らしい気候となり つつある。このことから各産地においても大玉増、 小玉減のサイズシフトが強まりつつあるが、11月 初旬時点ではこれまでの一部生産者による自主的 な生産調整が奏功し全体の生産量が少なく目立つ た在庫はみられない。今後も引き続き気温が低下 することによる産卵率の向上やサイズバランスの 大玉シフトが予想されるが、「成鶏更新緊急支援事業」の2次募集も予定されており、需給バラン スを維持するためにも生産者自らの判断による活 用が望まれる。