下期の中国品の対日輸出価格は若干上昇か

摘要

シリコーン樹脂，多結晶シリコン，アルミ合金などに使われる金属シリコンの今年上期（1～6月）の中国品の対日輸出価格は，化学用がt当たり1,150～1,300ドル，アルミ用が同950～1,050ドルと前年同期と横ばいに推移している。 今年下期（7～12月）は中国現地通貨引き上げや環境規制強化などで生産を見直すメーカーも出てきていることから若干の上昇が見込まれている。 昨年は年間を通じた在庫調整から価格ははば横ばいで推移した。