6角柱から対向平面型に再挑戦

摘要

平面スピーカを製作し，それなりに実用となるスピーカに仕上げるのに約8年の年月を費やしました．試聴を繰り返しながら，改造をおこなっているうちに，平面スピーカの大きな課題が見えてきましたまず，壁に近づけて設置すると，低音が出づらくなってくるということです．現在，自宅で2台の平面スピーカが稼動していますが，1台は壁から150cm離して設置してあり，こちらのほうは，十分期待どおりの重低音を響かせてくれますが，部屋が狭いためガラスの引き戸から30cm程度の距離に設置してあるもう1台は，引き戸を開けたときと閉めたときでは，低音の伸びがまったく違って聴こえます．