座礁現場で解体進む米掃海艦「ガーディアン」

摘要

前号で報じたように，去る1月17日にフィリピンのトウバタハ環礁で座礁した米掃海艦ガーディアンは，サルベージを断念し現場で解体されることになり，現在作業が進められている。ここに紹介するのは2月下旬から3月上旬にかけて撮影されたその模様である。ちなみに米海軍は2月15日付けで本艦を除籍してぉり，3月6日には事実上の母港であつた佐世保で退役式典を行なつている。2月22日，作業のためチヤーターされたジブラルタル船籍の起重機船ジャスコン25 Jascon 25の船上から見たガーディアン。ジャスコン25の甲板上にはガーディアンから撤去された掃海フロートや機雷処分具が並んでいる。2月23日.ジャスコン25の甲板に降ろされるガーディアンの磁気·音響掃海具リール。周囲の作業員と比較すると，その大きさがよく分かる。