新造船紹介

摘要

日本郵船運航のカムサマックス撒積船「ゴッデス•サントシュ•デヴィ」Goddess Santosh Devi常石造船常石工場で10月23日に竣工し，船主のユナイテツド•オーシャン•グループに引き渡された。43,089総トン，81,918重量トン，全長229メートル，幅32.26メートル，深さ20.05メートル，主機MANB&W 6S60MC-C(Mk7)型ディーゼル1基，1軸，航海速力14.5ノット(出力は非公表)，船籍はパナマ。パナマックス型の載貨重量を82,000トンに増加し，輸送効率を高めたタイプで，常石造船が2004年にいち早く開発した。2005年竣工の1番船から数えて，常石グループ全体の通算で195隻目の竣工船にあたり，年内にも200隻達成をうかがうべストセラーである。「カムサマックス」の呼称は，ギニアのカムサール港の入港制限長さに対応したことに由来する。