台風で寄港地を変更した「アムステルダム」

摘要

ホランド•アメリカ•ライン(HAL)のアムステルダムが，去る10月，2013年に続いて極東•太平洋グランド•クルーズの途次来日した。シアトルからアラスカを経て釧路初寄港(10月3日)のあと，東京初寄港を予定(5〜6日)していたが，折から接近中の台風18号を避けて日本海側へ迂回，東京の代わりに金沢(5日)，博多(7日)にそれぞれ初寄港した。その後長崎(8日)に立ち寄って韓国•中国を経て東南アジア〜彖州方面に向かった。本誌が店頭に並ぶ頃はちょうど八ワイに向けて航行中で，終着地サンディエゴ帰港は12月8日の予定である。写真はいずれも長崎入港時のシーンで，「2014 GRAND PACIFIC& FAR EAST VOYAGE」の文字とロゴマークが八ウス前面に大書されている。62,735総トン，船客定員1,380名。