米新型CVN「ジェラルドR．フォード」の最新完成予想図

摘要

1967会計年度で建造されたニミッツNimitz以来，実に41年振りの2008会計年度で承認され た新型空母である。当初検討されたさまざまな未来的プランはいずれも却下され，ニミッツ級の改 型のような，比較的おとなしい艦型に落ち着いたが，それでも随所に新しい試みが見られる。アイ ランドにはSPY-3フェーズド・アレイ・しーダーが装着されるほか，この図で飛行甲板を切り欠い て示しているようにカタパルトは電磁式のEMALS（Electromagnetic Launch System）4基と なり，着艦拘束装置も新型のAAG（Advanced Arresting Gear）が導入される。来年ノースロップ・ グラマン社ニューポート・ニューズ造船所で起工され，2012年進水，2015年就役の予定である。 満載排水量約100,000トン，全長332.8メートル，飛行甲板最大幅78メートル，速力30ノット強。