30名が参加し昨年に引き続き開催

摘要

2010年度「中国紙リサイクルシステム構築研修コース」が昨年の第1回に引き続き、今年も11月8～17日の10日間にわたって開催された。会場は東京・足立区にある海外技術者研修協会（AOTS）の東京研修センター。 　製紙メーカーが16社16名、回収業者が5社5名、団体が2団体3名、政府が中央1名、地方3名の合計28名に上る中国の参加者は、日本の紙パルプ産業や紙リサイクルの現状に関する講義を受講したほか、製紙工場、古紙ヤード、製紙機械工場などを精力的に見学。また集団回収や行政回収についての講義と見学、製紙企業の古紙利用と調達の現状、さらに日本の3Rに関する施策についても講義を受けた（表）。