木質バィ才利用でもGHGは発生する

摘要

EUでは木材など固体バイオマス燃料の市場に、新たな動きが見えつつある。持続可能性（サスティナピリティ）を一段と重視する中で需要拡大を目指しているが、従来からのパルプ需要などと発電需要のバランスをどのように取ろうとしているのか。そして日本は今後、固体バイオマス市場をどのように拡大していけばよいのか。以下に東北大学大学院、マイケル•ノートン教授の講演要旨を収録する。この講演は、先にバイオマス産業社会ネットワークの第123回研究会で行われたものである（写真）。