高周波誘電加熱と蒸気式敷気乾燥を組み合わせたハイブリッド型木材乾燥機

摘要

高周波誘電加熱が木材分野に利用されるようにrnなって既に60年以上が経過している。1949年発rn刊の『最近の高周波應用』には，木・竹材の接着rnや乾燥について記述があり，既に乾燥の迅速化とrn割れ防止を目的として高周波誘電加熱による木材rn乾燥を広葉樹板材に試み，その成果を報告していrnる。その時試作された「高周波木材乾燥室」は，rn乾燥室内の温湿度を制御しながら高周波誘電加熱rnにより乾燥をおこなう工夫がなされ，その原理にrnおいて現在のハイブリッド型木材乾燥機の原形とrnも言えるものであった。