流入変動を抑えて排水処理の効率化,コスト削減を実現: 現場第一主義が生んだ「定流出量調整装置付き計量槽」

摘要

処理槽への流入負荷の変動は,活性汚泥微生物の機能にとって大きな脅威である。事業rn所の水処理担当者にとって頭痛のタネであった負荷変動を解決するのが．㈱山幸の「定流rn出量調整装置付き計量槽」である。単純な構造でありながら，流入排水の流量を，容易にrn制御できる装置である。流入量のピークカットが実現できると，必要以上の送風量のカッrnト処理の効率化による処理水質の向上が図れ，ひいてはエネルギーコストやCO_2排出量rnの削減も達成できることになる。同社の開発担当者に．詳細をうかがった。