植物はなぜ緑色を選択したのかを解明: 緑によつて都会を冷やしC〇_2を削減しょう

摘要

「東京都の学校の体育館全部にエアコンつける」と，緑の葉っぱのシンボルマークで当選した知事が発表した。体育館の屋根にスプリンクラーをつければ打ち水効果で冷えるのに，装置•電力をつけて，これでは二酸化炭素を減らせない。樹木は太陽光線を受け，一番エネルギーが強い緑色を反射，葉の裏の気孔から大量の水分を蒸散させ，気化熱(蒸発熱）によって自分の温度を必要以上に上げないようにしてきた。その水蒸気は上空に送られ，熱を放出して雲となり水滴となり地上に戻ってくる。植物の働きは気象にとって重要な部分を占めている。樹木からの水分が，地球環境の維持に役立っていた。都市は電力を使用しビルから廃熱を放出しているが，できるかぎり水面や緑を使って水を蒸発させ都市空間を冷やす方向に転換すべきである。水蒸気は上空で雲となり熱を放出することができる。これは植物に学ぶ安全への仕組みであり，二酸化炭素を増加させず持続可能な社会へ移行できる。