消火栓室内に設置可能な管路情報機器の応用開発

摘要

安定給水の確保と効率的な水運用を行うためには、水圧・水質等の管路情報を把握し、適正にrn管理・運用する事が必要不可欠である。管路情報機器は、よりきめ細やかな水運用管理のため、お客さrnまに直結する配水小管に利用できる効率的な監視ツールとして開発したものである。rn本機は、消火栓機能を損なわず消火栓室内に設置でき、圧力、残留塩素濃度、電気伝導率及び水温をrn計測し、取得したデータはマンホール蓋に取付けたPHS用アンテナを通じて遠隔監視できる。本開発rnでは、本機を用いたフィールドテストを実施し、測定精度・耐久性とも実用に耐えられる事を確認した。rn今後は、多目的データ記録装置として完成度を高めるよう、研究開発を進めていく。