コロナ禍で黒字達成のJR九州不動産販売や経費減が寄

摘要

JR九州が3日に発表した2022年3月期第1四半期連結決算は、営業損益は赤字だったものの、JR上場4社の中で唯一、経常、四半期の各損益が前期の赤字から2期ぶりの黒字に転換した。各事業でコロナ禍の影響が続いたものの、鉄道運輸収入が緩やかに回復し、不動産事業が増収となった一方、鉄道事業を中心とした費用の削減が寄与して営業赤字を圧縮。経常、四半期損益の黒字化を達成した。