令和元年度技術士第一次試験(全体、基礎•適性科目)の出題傾向分析

摘要

技術士第一次試験は、昭和59年度の第1回から数えて令和元年度の試験は36回目となる。この間、201.718名が合格し、受験者数に対する合格率は38.7%となっている。令和元年度の試験は、合格率が48.6%と前年度に比べて約11ポイント上昇した。令和元年度、合格率が比較的高かったのは、経営工学部門(合格率76.7%)、情報工学部門（同68.8%)、であり、逆に合格率が低かつたのは、応用理学部門（同29.5%)、環境部門（同38.1%)、森林部門（同39.4%)であった。この結果には、台風により試験が中止となった会場の影響があるかもしれない。