地盤工学ジャーナルの紹介

摘要

表層型ガスハイドレートが存在しているオホーツク海サハリン島沖及びロシア·バイカル湖において，海底·湖底表層地盤から堆積土を採取した。採取した堆積土に対して，調査船上で小型のベーンせん断試験とコーン貫入試験を行い堆積土の力学特性を調べた。また，採取時の応力解放により間隙水溶存ガスが気化し，試料の乱れにより強度低下をもたらすことから，ガス濃度と強度との関係についても調べた。