POPsに関するストックホルム条約と今後の化学物質管理のあり方

摘要

POPsとは，環境中で分解しにくく，食物連鎖等によっrnて生物体内に蓄積しやすく，長距離移動して，人や生態rn系に有害な影響を及ぼす残留性有機汚染物質（persistent rnorganic pollutants）の略称である。実際に，POPsが生rn産および使用されていないと考えられる地域（例えば，rn極域）の環境中や生物中からPOPsが検出されており，rnその悪影響が危惧されている。