団体会員説明会開催報告

摘要

今春卒業予定の大学生の就職内定率が平成29年2月1日時点で90.6％であることが文科省および厚生労働省から発表された(平成29年3月17日時点)。日本経済の景気の影響もあり，最終的な就職率も昨年度を上回る勢いであり，企業側の採用意欲の高さがうかがえる。一方で，15～64歳の生産年齢人口が今後減少していくことが予想され，わが国の継続的な水環境技術の人材育成とともに水環境分野への優秀な人材確保は急務と言える状況にある。とくに，団塊の世代の多数の技術熟練者の技能を継承する若手技術者の確保は大きな課題である。