将来世代を意識した水源から浄水場までのトータルデザイン道志水源林〜川井浄水場の事例

摘要

横浜水道は，明治20 (1887)年に日本で初めての近代 水道として創設され，今年で130年を迎える。120年前 から山梨県南都留郡道志村より流れる道志川を水源の1 つとし，100年前から村内に水源林を保有し管理•保全 してきた。その道志川の水を原水としている横浜市水道 局川井浄水場は，施設の老朽化が進み，耐震性にも問題 があったことから，平成21年から再整備を開始し.平成 26年から新たな浄水場の運転を開始した。