イノテラ 13年設備投資 45億台湾ドルを計画 20nmライン設置検討

摘要

DRAMメーカーのイノテラ•メモリーズ(台湾桃園市)は、2013年の設備投資額として、前年比5％増の45億台湾ドルを計画している。主に30nm世代のプロセス増強に充てるが、オプションとして20nm世代のパイロットライン整備を視野に入れている。12年の設備投資実績は、ほぼ当初計画どおりの43億台湾ドルだった。月産能力13万枚のうち、12月末までに30nm世代のウエハー投入能力を6万枚強まで増強し、モバイル用4GビットLPDDR2の量産を増やした。ビットコストの低減は12年通年で31％に達したという。