100個以上の機能を1チップに ARM統合で適用アプリを拡充

摘要

サイプレスセミコンダクタ(米カリフォルニア州サンノゼ、日本法人=東京都中野区本町1-32-2、03-5371-1921)は、PSoCシリーズにARM Cortex-M3を統合した「PSoC 5LP」と、Cortex-M0の「PSoC 4」を加え、業界唯一のワンチップソリュージョンが活用できるアプリケーションを大幅に拡充し、積極的な提案活動を展開している。PSoCは、日本においてはスマホ向けなどの静電容量式タッチパネルコントローラーICとして有名であるが、100個の周辺機能を1チップに集積できる、開発期間の短縮といった有用性が評価され、あらゆるアプリで10年以上にわたり活用され、累計10億個以上が出荷されている。従来のPSoC 1の8ビットMCU(4MIPS)に対し、PSoC 5LPは100MIPS、PSoC 4は48MIPSの性能となり、より大規模で複雑なアプリへの対応と、アブリの上級バージョンへのアップグレードが可能。PSoC 3のユーザーは、既存のソフトウエア、IPを活かしたまま、ARMコアへ容易に移行できる。