車載用パワーエレクトロニクスの最新技術 両面冷却技術がポイントに 低損失•小型化チップの開発が不可欠

摘要

(社)自動車技術会の車載用パワーエレクトロニクス技術専門委員会(委員長：濱田公守氏、トヨタ自動車)は、このほど「車載用パワーエレクトロニクスの最新技術」に関するシンポジウムを都内で開催した。昨今の省エネ化や低炭素化社会実現に向けた意識の高まりもあって、HEVやEVの普及が加速している。HEVやEVなどの自動車車両は電気系統の制御技術や、なかでもとりわけパワーエレクトロニクスが重要なファクターになってきている。同シンポジウムでは車載用パワーエレクトロニクス技術のシステム•コンポー不ントレベルからデバイス•材料までの幅広い領域において、開発の第一線の技術者により次世代技術の開発状況や最新動向が紹介された。