タワージャズ 西脇工場を閉鎖 パナソニックとの合弁受け

摘要

スぺシャリティーファンドリー大手のタワージャズ(イスラエル、日本法人=兵庫県西脇市平野町302-2、0795-23-6609)は、パナソニックとの合弁会社設立を受け、西脇工場を閉鎖すると発表した。西脇工場で現在生産している製品に関しては今後、イスラエルなど他の自社拠点への生産移管で対応していく見通しだ。西脇工場はタワージャズが米マイクロンテクノロジーから2011年6月に取得。DRAM工場からファンドリー工場への転換を進めており、パワーMOSFETなどを手がける米ビシェイの受託生産を開始していたほか、車載用半導体などでも一部顧客の認定も受けており、ファンドリービジネスの製品投入も開始されていた。現在の生産能力ば8インチウエハーで月産5万枚前後。