下関港は大陸ヘの海上輸送の要長州出島に大型客船が寄港可能に

摘要

下関市が管理する下関港は、1864年の開港以来150年以上もの間、国際貿易港として発展してきた。本州の西端に位置し、高速自動車道や鉄道など港の運営に不可欠な交通網が集中している下関市は、国内はもとより大陸への海上輸送の要衝であり、西日本有数の港湾物流拠点としての役割を担っている。2016年度は、半導体等製造装置の取扱額が前年比112%増の1813億円と全体の33.8%を占め、農産品の取り扱いも好調だ。下関市港湾局振興課で実務を仕切る時任博之課長に、下関港の魅力と長州出島での取り組みなどを伺った。