将来の船隊構成に向けた職員確保と新たな管理体制への模索

摘要

NYKグループの船隊の船舶管理をシンガポールに集約した日本郵船は、同社にとり最大の船員供給国であるフィリピンに撒積船船隊のー部の船舶管理を移管することを決めた。この決定の背景や意図は何か。中矢海務グループ長に改めて、これまでの日本郵船の船舶管理の取り組みや歴史を振り返りつつ、最近の船舶管理体制の変化や今後の方向についてお話いただいた。