利他の惑星·地球[文明編]第22回 私の中の縄文と弥生，その今日的意義

摘要

天体が豊かに美しく成熟していく様子を捉える指標として，〈文明〉に注目しました。しかし地球はいま，自らが生hだ〈科学技術文明〉によって，壊滅に導かれつつあります。文明化を図ったホモ·サピエンスはどこかで，道を踏み違えた疑いを否定できませh。私たちはその誤りを自ら正し，〈文明の再生〉を成就させなければなりませh。日本列島に生を受けた現代日本人の〈血脈〉と〈文化という機能体系〉には，〈縄文〉と〈弥生〉の流れが並存しています。そしてその双方は，現代に生きる日本人たちに時に応じて少なからぬ影響を及ぼしてきました。その単一個体レベルの具象例を，著者自身を材料にして吟味し，新たな道を探ります。